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株式公開(IPO)のメリット・デメリット - 資金調達入門【株式公開(IPO)編】

公開市場には既存市場である証券取引所への上場に加えて、新興企業向け市場への上場があります。中小企業の皆様が上場を検討される場合、まずは新興企業向け市場を狙っていただくこととなります。

マザーズ(東京証券取引所)
(東京証券取引所)
ヘラクレス(大阪証券取引所)
(大阪証券取引所)
セントレックス(名古屋証券取引所)
(名古屋証券取引所)
Q-Board:キューボード(福岡証券取引所)
(福岡証券取引所)
アンビシャス(札幌証券取引所)
(札幌証券取引所)
NEO:ネオ(ジャスダック証券取引所)
(ジャスダック証券取引所)

それぞれの新興企業向け市場にも、申請基準や公開対象とする企業など特性の違いがあります。
代表的な新興企業向け市場と、その特性を整理しましょう。

マザーズ(東京証券取引所)

概要
マザーズでは、高い成長の可能性を有していると認められる企業を対象に公開を行なっており、東証の1部2部と比べ、大幅に審査期間が短縮され、審査基準も緩いものとなっています。
これにより、高い成長が見込めるベンチャー企業の上場が迅速に行なわれますが、特徴となっている高い「透明性」の要求により、健全な運営を行なう新興企業の成長の場と位置づけられています。
新規上場形式基準
時価総額10億円以上1000単位以上の公募または公募及び売り出しの実施、但し公募を500単位以上
(マザーズへの詳しい上場基準はこちらから ↓)
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ヘラクレス(大阪証券取引所)

概要
ヘラクレスも審査期間が短縮されており、スピーディーな上場が可能です。
ヘラクレスでは、一定の資産や売り上げ実績を持つ企業を対象とした「スタンダード」と、成長の見込めるベンチャー向け「グロース」の2つの審査基準があり、「スタンダード」はさらに利益性、資産などにより第1号から第3号までの審査基準に分かれています。
新規上場形式基準
時価総額50億円以上または純資産4億円以上または利益額7500万円以上最低公開株式数500単位以上
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セントレックス(名古屋証券取引所)

概要
セントレックスでは、同じく高い成長可能性を有していると認められる企業を対象としていますが、マザーズやヘラクレスよりもさらに審査基準が緩いことが特徴となっています。
このため、事業継続性や信用力に乏しい企業の上場が認められるなど、問題点も指摘されていますが、最も手軽な公開市場とも言えるでしょう。
新規上場形式基準
時価総額5億円以上最低公開株式数500単位以上
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Q-Board:キューボード(福岡証券取引所)

概要
Q-Boardは、日本の公開市場では最も上場基準が緩い市場ですが、九州周辺で事業展開しているベンチャー企業を対象としています。 今後の成長が見込める企業を対象としている点は同じですが、技術力だけでなく、ユニークな発想なども加味されるところが特徴です。
新規上場形式基準
時価総額3億円以上500単位以上の公募増資(上場株式数は規定なし)
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アンビシャス(札幌証券取引所)

概要
アンビシャスは、Q-Boardと同様に他の新興企業向け市場に比べ、上場基準が緩い市場です。
アンビシャスの目的は、北海道の新興企業を育成することにありましたが、実際にはQ-Boardと異なり、東京の企業が多く上場しています。
新規上場形式基準
純資産の額が1億円以上かつ上場時価総額が3億円以上となる見込み、または、純資産の額が正かつ時価総額が5億円以上となる見込み500単位以上の公募増資
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NEO:ネオ(ジャスダック証券取引所)

概要
NEOは、ジャスダック証券取引所内に設けられた、日本で最も新しい新興企業向け市場です。
NEOではマザーズと同様に、上場企業には高い「透明性」が求められます。
新規上場形式基準
純資産の額が正かつ時価総額10億円以上

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